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つかいかた
2013/12/07
たえまない嵐に見舞われる東北の海に、ひとつだけ頭をつき出す海抜千六百メートルほどの山がある。
たえまない嵐に見舞われる東北の海に、ひとつだけ頭をつき出す海抜千六百メートルほどの山がある。
『
影との戦い―ゲド戦記〈1〉
』 アーシュラ・K・ル=グイン著 清水真砂子訳 (岩波書店:1976、2003)
やたらと哲学的な物語だなぁ、と思ったのを覚えている。
言葉で成り立つ世界、言葉を知る賢者、理を崩してしまった少年。少年の物語であると同時に、人間には計り知れない世界と生命の物語でもある、と思う。
叡智としての竜を、一番よく描いている作品でもある。
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